一休のひらめきを御贔屓くださるみなさまへ
こんばんは!
一休のひらめき 円山カヲリでございます。
台風13号が接近している東京。
お昼に予定していた企業様とのセミナー打ち合わせは、会社様が午後は休業のご英断をされキャンセルとなり、この天気ですから、もう当然、夜の施術もキャンセルいただき、結果、ありがたく、黙々とデスクワークに励む日とさせていただいている円山です。
しかし!久しぶりのデスクワーク、足はむくむし、首も凝るし、頭も凝るぞ(笑)こういうのは、思念をちゃちゃっとロボットちゃんが汲み取って実行してくれるといいのになぁ、なんて、すっかり横着心丸出しでございます。お恥ずかしい。
そんな円山ですから、話題をさらっているAI時代到来は、率直に申し上げて、ワクワク感しかありません。お願いできるものは、ぜひに、どんどん断捨離して、AIちゃんにお願いしたいですもの。
そのような中、昨日、ご縁をいただき、某企業様が主催している会員制向けの経済セミナー、
「人工知能時代における、人間の新しい可能性」 脳科学者 茂木健一郎先生
のお話を聴く機会に恵まれました。
人工知能時代、円山的には、先に申し上げた通り、もうワクワク感しかないのですが、世間様的にはオックスフォード大学が発表した、無くなっちゃう職業ランキングなどを手始めに、雇用を奪うシンギュラリティの現実味にため息をつかれている方もいらっしゃるよう。すでに、AIやロボットちゃんが、ある領域においては、とっくに人間の脳の性能を凌駕してしまっていることは、白日の下にありますし、さらに、けっして遅くはない数年後には、私たちの生活・職業に密接に関わってくることは、間違いないですよね。
それでは、そんな時代に、われわれは、どんな可能性を持って生きていくと楽しいのか!?茂木先生、経済セミナーですので、脳科学の専門用語は、ほぼゼロで人工知能時代に、楽しく生きていく心構えというテーマを事例満載で、90分間お話くださいました。
結論からお伝えしてしまうと
「前例のない、ブルーオーシャンしか勝ち目はない」
「つまり、直感力、第六感を信じるしかない」
「そのためには、自身のカラダのCEOになれ(人工知能にカラダはない)」
「さらに、情報は自分から取りにいけ」
「当然、相関関数とビッグデータのあるものは人工知能に任せる」
ブラボー!!!
もはやアクティブラーニングが牽引国の潮流であることは、みなさまご存じのとおりでございます。いま、まさに、ペーパーテストで測ることができる能力は、人工知能で、あっさりと置き換えることができる時代がいみじくもやって参りました(^_^)。世界は「ググれカス」の時代だそうで(『おわかりにならないことがあれば、グーグル検索されてはいかがでしょうか、あなた様の意』・・・なんだか非常に言葉が悪くて誠に申し訳ございません。茂木先生のおっしゃっていたとおりに、お伝えします苦笑)単純な知識を知るだけであれば、グーグル先生に聞けばよろしいわけです。希少財と崇められてきたいわゆるペーパーテスト的に偏差値の高い方々のお仕事は、人工知能さんで大いに代用できる可能性が出てまいりました。
それでは、これまでの希少財ともてはやされた方々がもはや希少財でなくなったときに、あらたな可能性はどこにあるのか、です。
「前例がないこと!」まさに、「ブルーオーシャン」の分野に尽きると。
人工知能は前例がないことの解析は得意分野ではない。
そのために必要なことは、第六感、直感力を生かして仕事をしよう!というご結論でした。
「直感・感性を生かせ」の教えは、これも、今年の円山的大ヒットの
世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?~経営における「アート」と「サイエンス」~ 山口周著論理的思考・MBAでは闘えない「直感」と「感性」の時代
に通じるところが大いにあり、どうやら世界的潮流になりつつあるのだなという感があります。
また、茂木先生曰く、直感力を生かすためには、自分一人一人が自分のカラダのCEOになりましょう、と。
円山大注目の、アントニオダマシオのお話も出てきて、「脳腸相関」についても触れてくださいました。
実は、今回、800名の大会場で、円山、茂木先生に質問を許された4人のうちの一人となることができました\(^o^)/
円山、茂木先生に、
「『脳は筋トレのように、負荷が高ければ高いほど喜ぶ』と、ご講義で先生はおっしゃていましたが、一方で、瞑想など脳をリラックスさせる重要性が叫ばれ、デフォルトモードネットワークの有用性が話題となっております。直感力を働かせるためにも、因果関係をご教授いただけますか?」
と質問させていただきました。
「脳は、どんどん使って、使い過ぎたら、ぼーっとリラックスさせる、このON・OFFの切り替えが重要なんですよ。
だから、あんまり脳を使わず酷使していないような人には、もしかしたらヘッドマッサージでのリラックスは必要ないかもしれませんね(笑)」と冗談交じりで、ご回答をくださいました。
最後に、茂木先生のアイデア出し、お仕事の仕方を教えていただきました。
ご自分の直感で選んだ情報たちを、とにかくパワーポイントにガンガンと貼り付けて行って、その内容で、あたかもプレゼンするように組み立てていくことで、直感力も高めていかれているそうですよ。
今回は、親しみやすいお話を中心にしてくださったようで、現在ご活躍中で有名な経営者の恋愛話が出てきたり、ブロックチェーン、lyrebird、ジャコウネコのコピ・ルアクコーヒーの話題なども触れてくださいました。そうして、円山がその雑談の中で、もっとも興味深かったのが、世界初のプログラマーは女性だった!というお話。なんと、あの、奔放な女性遍歴で憂世を流しまくったロマン派の詩人バイロンの娘が世界初のプログラマーエイダ・ラブレスだったということを初めて知ってびっくりしました。突出した才能って色んな形で受け継がれるんですね。感動。調べてみると、絵本にもなっているようです。「世界でさいしょのプログラマー―エイダ・ラブレスのものがたり― (児童図書館・絵本の部屋) 大型本 – 2017/5/25フィオナ ロビンソン (著), Fiona Robinson (原著), せな あいこ (翻訳) 早速読んでみようと思います。
茂木先生、さらっと、最後に「日本って、突然モードが変わる国ですよね。だから大丈夫ですよ」
とおっしゃっていたのが印象的でした。ふふふ。意味深だなぁ。
何はともあれ、私ができることは、マックス脳を使い倒して、脳の筋トレをされたみなさまを、御支えすることでございます(笑)夏休み、8月は15日以外、オープンしておりますので、どうぞリラックスにいらしてくださいませ。
それでは、また、お便りします。
一休のひらめき 円山カヲリ